曲げ加工・メーカーの選び方を解説|ベンディングロール大全

O曲げ(円筒曲げ)

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O曲げ(円筒曲げ)とは

O曲げ(円筒曲げ)とは、板金素材を円筒状に丸める加工方法のことです。ベンディングロールに板金素材をセットし、上型と下型の間に挟み込んで加工を行います。複数の工程を組み合わせることで、精度の高い円筒形状を実現することが可能。主に筒状の容器やパイプ、タンク、ドラム缶、フランジ、タワーの支柱などを製造する際に用いられています。

O曲げ(円筒曲げ)が活きる用途・製品事例

O曲げの事例
引用元:いい仕事本舗HP
(https://www.metal-work.jp/wp/technology/o曲げ)

金属加工業を手掛ける会社であるNIMURAでは、いい仕事本舗の金属加工のプロ集団が加工から表面処理・組立までワンストップで対応しています。写真は、同社公式サイトに掲載されていたO曲げの事例です。加工範囲は径φ55以上、幅1300mmまで。6.0mmまでの鉄やステン、3.0mmまでのアルミを1個から加工することが可能です。


O曲げの事例02
引用元:木之下製作所公式HP
(https://www.big-advance.site/c/137/1889/works/detail/1)

ベンディングロールを利用した加工事例です。上ロールを水平移動して回転させつつ、両端の高精度な端曲げを行っています。素材はSS400、サイズは4.5t×700Φ×800H(曲げ+仮止め迄)です。

※参照元:木之下製作所公式HP(https://www.big-advance.site/c/137/1889/works/detail/1)

O曲げに適したベンディングロールとは?

高い真円度を実現できるロール構成

O曲げや円筒形状の曲げでは、仕上がりの真円度が品質に直結します。3本ロール式や4本ロール式など、ロール構成によって対応力が異なりますが、下ロールでしっかりと材料を支えつつ、均一な圧力をかけられる構造が求められます。

板端の予備曲げ(プレベンド)機能の有無

O曲げでは、板の両端までしっかりと丸める必要があるため、予備曲げ(プレベンド)機能が重要です。特に4本ロール式の機種は、板材を一度で挿入できるうえ、板端まで安定して曲げることができ、継ぎ目のない真円加工に適しています。

CNC制御による安定した連続加工

O曲げは、大型タンクや筒状部品など大量生産にも使われるため、加工の再現性や効率も重視されます。CNC制御のベンディングロールであれば、曲げ角度・圧力・送り速度などをプログラムで自動制御でき、誰でも安定した円筒形状に仕上げることが可能です。

このように、O曲げでは高精度なロール構成や制御機能が加工品質に大きく影響します。さらに、曲げ加工は板厚・材質・形状によって適した構造や駆動方式が変わるため、導入時には加工対象に合った機種を選ぶことが大切です。

このサイトでは、加工対象の板厚や形状に合わせて、おすすめのベンディングロールメーカーをご紹介しています。

【曲げたい部品別】
ベンディングロール
メーカー3選
 

曲げ加工は、板厚・材質・曲げ形状によって、ロール構成や駆動方式、制御性能に求められる仕様が異なります。そのため、ベンディングロールの導入では、加工する板の厚みや形状など、曲げたい部品に応じて選定することがポイントです。ここでは、加工対象別に3つのメーカーをご紹介しています。

〜2.3mmの板厚
仕上がりの美しさが
求められる部品
例えば、こんな部品に
装飾金属品
薄板製のダクト
デザイン筐体
小型タンク

マツモト機械

マツモト機械公式HP
引用元:マツモト機械公式HP(https://www.mac-wels.co.jp/web_exhibition/metal_process_mac_roll.html)
おすすめの理由
薄板の端曲げなど
繊細な加工も安定

小型製品の加工に適した80mm〜100mmのロール径です。油圧式による安定した加圧制御で圧力調整がしやすく、押し傷や曲げムラを抑えて外観品質の高い成形が行えます。

ワークへの傷を防ぐ
ウレタンロール

下ロールにウレタンを使用しており、柔らかな表面でワークに傷がつくのを防ぎます。特にステンレスなど、傷が目立ちやすい薄板素材を扱う加工におすすめです

〜75mmの板厚
曲げが複数ある部品
例えば、こんな部品に
円錐タンク
圧力容器
トンネル部材
洋上風力部品

大同マシナリー

大同マシナリー公式HP
引用元:大同マシナリー公式HP(http://www.dm-daido.co.jp/product/machine_equipment/)
おすすめの理由
複雑な曲げ加工の
「自動化」を実現

CNC制御に加えて手動操作を再現する機能を搭載し、円錐曲げや多段曲げなどの複雑な形状も、自動運転で加工が可能。作業者の熟練度に左右されず、品質の安定化と作業効率の向上に貢献します。

多段曲げでも
端部までズレない仕上がり

インバータ制御と特許取得のワーク接触方式により、多段曲げでもズレやたわみを抑え、端部の寸法精度と真円度を正確にコントロール。補正や再加工の手間が減り、工数を大きく削減します。

〜300mmの板厚
高強度の特大部品
例えば、こんな部品に
船体基礎構造
大型支持架台
高圧ボイラー

DAVI

DAVI公式HP
引用元HP:DAVI公式HP(https://www.davi.com/jp/jp/mav-3rorukebianzhou)
おすすめの理由
大型プレート対応の
駆動システム

DAVIの3ロール式可変軸ロールベンダーは、大型・高負荷に対応する複数ギアの駆動システムを搭載。重い負荷をかけても安定した動作が可能で、300mmの特大サイズの部品も加工できます。

高強度が要求される
素材に対応

頑丈なフレーム構造により、大型・特注形状のプレートや高強度鋼板にも対応可能。高い耐久性が求められる石油・ガス業界での導入実績もあり、高強度な金属部品の加工ニーズに応えます。

※参照元:大同マシナリー公式HP【PDF】(http://www.dm-daido.co.jp/english/pdf/machine_equipment04.pdf
曲げたい部品別 ベンディングロールメーカー3選
曲げたい部品別
ベンディングロール
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