曲げ加工・メーカーの選び方を解説|ベンディングロール大全

ベンディングロールは中古で買っても大丈夫?

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ベンディングロールを中古で
手に入れる方法

ネットの中古販売サイトで探す

インターネット上の中古機械サイトで探す方法です。業者のネットワークを活かして多様なメーカーやモデルの機械を扱っているため、幅広い情報の中から目当ての機械を探すことができます。ただし、実際のサイズや操作性、機械音などを確かめられない点も多いため、高額な機械の購入にはお勧めできません。

メーカーや代理店に中古情報を相談する

メーカーや代理店から中古品を購入する方法もあります。一部のメーカーや代理店では、中古品を下取り・買取りして、点検、新品の純正部品で修理などを行った上で再販している場合があります。メーカーや代理店が一度状態を確認しているため、安心して購入できる点がメリットです。保証がついている機械なら、万が一購入後にトラブルがあっても対応してくれるでしょう。

業界コミュニティ・ネット掲示板で
中古を探す

工作機械や板金加工に特化したオンラインコミュニティや掲示板、SNSなどを利用して直接情報交換や売買をする方法です。購入を急がない場合は、地域の中古品掲示板などを気長にチェックすることで、掘り出し物に出会えるかもしれません。大きなメリットは手数料を抑えて購入できる点。ただし全ての取引は自己責任のため、取引相手や購入機械などを慎重に見極めなくてはなりません。

ベンディングロール中古品の
価格相場

中古ベンディングロールの販売価格について、中古機械販売サイトやオークションサイトを中心に探しましたが、ほとんど情報がありませんでした。

中古価格は機械の状態や種類、年式、サイズによって大きく異なります。一般的に相場は公開されていないため、気になる方は中古機械を取り扱うメーカーや販売サイトに問い合わせてみてください。

中古ベンディングロールを
購入するメリット

初期投資を抑えられる

やはり一番のメリットは、新品に比べて価格が大幅に抑えられる点でしょう。特に大型のベンディングロールは、新品で数千万円以上するものもあり、中古なら初期コストを大きく削減することができます。長年使い続けて廃版になったモデルや、特定の作業に特化した機種などを購入できる点も魅力です。

シンプルな手動式モデルが多い

中古市場には、比較的小サイズの手動式モデルが多く出回っています。小規模な製品づくりやDIY、薄板の加工なら、手動式モデルで十分かもしれません。状態の良い商品なら、新品のように納品待ちや設置調整に時間を取られることなく、すぐに使用できる可能性があります。

中古ベンディングロールを
購入するデメリット

機械の状態による性能差や
不安要素がある

同じ年代の機種でも、一つひとつ状態が異なります。特にベンディングロールは過去の使用歴やメンテナンス状況によって状態に差が出てしまいます。加工の精度に関わる部分はよく確認した上で購入しましょう。

販売店が近い場合は実際に目で見て確認し、できない場合は専門家に点検してもらうのがおすすめです。

修理・メンテナンスにかかる追加費用

中古品の場合、購入直後から故障やトラブルが生じる場合があります。部品交換などで済めば良いですが、極端に年代が古い機種の場合は交換用の部品が手に入らない可能性があるので要注意。価格が安すぎる中古品は特に、「なぜ安いか」をよく確認してから購入するようにしてください。

最新機種と比べると性能面で差がある

技術は日々進化しており、年代が新しい機種ほど処理速度、精度、安全面に優れています。消費電力量やメンテナンス性も違うため、機械のスペックが自社の業務や生産計画に合致するか、よく確認するようにしましょう。購入価格だけでなく、長期的な視点で検討することが大切です。

ベンディングロールを中古で
購入する場合の確認事項

動作確認や状態をチェック

動作状態や異音、消耗部品の状態などをよくチェックしましょう。特に、加工精度を左右するロールの動きは重要です。実際にロールを回転させてみて、異音や引っかかりがないか注意深く確認してみてください。可能であれば、実際に板金素材を加工して仕上がりをチェックするのがおすすめです。

メンテナンス履歴や部品供給

中古機械の状態は、「前のオーナーがどのように扱っていたか」に大きく影響されます。このため購入を検討する際は、機械の稼働時間やメンテナンス履歴、故障歴や部品の交換歴などを確認してください。年式が古い機種の場合、メーカーが部品供給をストップしており交換用の部品が手に入らない可能性があります。

まとめ

ベンディングロールは中古で入手することが可能です。目的に合った機械を購入できれば、コストを抑えて効率化や生産力強化を実現できるでしょう。しかし、中古品にはさまざまなデメリットもあるため、購入時には注意しましょう。

「先進技術を取り入れたい」「作業者の安全性を確保したい」「サポート体制を重視したい」という方は、新規導入の方がおすすめです。

【曲げたい部品別】
ベンディングロール
メーカー3選
 

曲げ加工は、板厚・材質・曲げ形状によって、ロール構成や駆動方式、制御性能に求められる仕様が異なります。そのため、ベンディングロールの導入では、加工する板の厚みや形状など、曲げたい部品に応じて選定することがポイントです。ここでは、加工対象別に3つのメーカーをご紹介しています。

〜2.3mmの板厚
仕上がりの美しさが
求められる部品
例えば、こんな部品に
装飾金属品
薄板製のダクト
デザイン筐体
小型タンク

マツモト機械

マツモト機械公式HP
引用元:マツモト機械公式HP(https://www.mac-wels.co.jp/web_exhibition/metal_process_mac_roll.html)
おすすめの理由
薄板の端曲げなど
繊細な加工も安定

小型製品の加工に適した80mm〜100mmのロール径です。油圧式による安定した加圧制御で圧力調整がしやすく、押し傷や曲げムラを抑えて外観品質の高い成形が行えます。

ワークへの傷を防ぐ
ウレタンロール

下ロールにウレタンを使用しており、柔らかな表面でワークに傷がつくのを防ぎます。特にステンレスなど、傷が目立ちやすい薄板素材を扱う加工におすすめです

〜75mmの板厚
曲げが複数ある部品
例えば、こんな部品に
円錐タンク
圧力容器
トンネル部材
洋上風力部品

大同マシナリー

大同マシナリー公式HP
引用元:大同マシナリー公式HP(http://www.dm-daido.co.jp/product/machine_equipment/)
おすすめの理由
複雑な曲げ加工の
「自動化」を実現

CNC制御に加えて手動操作を再現する機能を搭載し、円錐曲げや多段曲げなどの複雑な形状も、自動運転で加工が可能。作業者の熟練度に左右されず、品質の安定化と作業効率の向上に貢献します。

多段曲げでも
端部までズレない仕上がり

インバータ制御と特許取得のワーク接触方式により、多段曲げでもズレやたわみを抑え、端部の寸法精度と真円度を正確にコントロール。補正や再加工の手間が減り、工数を大きく削減します。

〜300mmの板厚
高強度の特大部品
例えば、こんな部品に
船体基礎構造
大型支持架台
高圧ボイラー

DAVI

DAVI公式HP
引用元HP:DAVI公式HP(https://www.davi.com/jp/jp/mav-3rorukebianzhou)
おすすめの理由
大型プレート対応の
駆動システム

DAVIの3ロール式可変軸ロールベンダーは、大型・高負荷に対応する複数ギアの駆動システムを搭載。重い負荷をかけても安定した動作が可能で、300mmの特大サイズの部品も加工できます。

高強度が要求される
素材に対応

頑丈なフレーム構造により、大型・特注形状のプレートや高強度鋼板にも対応可能。高い耐久性が求められる石油・ガス業界での導入実績もあり、高強度な金属部品の加工ニーズに応えます。

※参照元:大同マシナリー公式HP【PDF】(http://www.dm-daido.co.jp/english/pdf/machine_equipment04.pdf
曲げたい部品別 ベンディングロールメーカー3選
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